「自分で音楽を作りたい!」というそこのあなた!こんなお悩みをお持ちではありませんか?
✔ DTMを始めたいけど何を買えばいい?
✔ Logic Proって難しい?
✔ パソコンはMacじゃないとダメ?
この記事では、実際に作編曲家をしている筆者が、初心者向けにDTMの始め方を分かりやすく解説します。
目次
- DTMとは?
- 必要なもの
- パソコン
- DAW
- オーディオインターフェース
- MIDIキーボード
- ヘッドホン
- スピーカー
- 最初の予算
- まとめ
1. DTMとは?
DTM(Desktop Music)とは、パソコンを使って音楽を制作することです。
昔は何百万、何千万円もするスタジオが必要でしたが、現在では10万円前後から本格的な音楽制作を始められます。時代の進歩ってすごい!

2.DTMに必要なもの
DTMを始めるには以下のものが必要です。
| 必要なもの | 必須 |
| パソコン | ◎ |
| DAW | ◎ |
| オーディオIF | ○ |
| MIDIキーボード | △ |
| ヘッドホン | ◎ |
3.パソコン
使うパソコンはMac、WindowsどちらでもOK!
メモリ(RAM)は16GBあれば十分ですが、DTMなら8GBでも何とかなります。
ただし、曲を作る上でデータ容量が後々増えてくると思うので、内臓HDの容量を多めにする、外部SSDを購入するなどの対策が必要になります(お金がかかる…)。
※Macでしか使えない DAW(音楽制作ソフト)(後述)もあるので、注意が必要です。

4.DAWとは?
DAW(Digital Audio Workstation)とは音楽を制作するためのソフトのことです。
有名DAWソフト比較
| DAW | おすすめ |
| Logic | ★★★★★(筆者も使っています) |
| Cubase | ★★★★☆ |
| Studio One | ★★★★☆ |
| Ableton | ★★★★☆ |
DTM初心者の方にはLogicをお勧めします。
基本的にどのDAWでもできることは同じなのですが、それぞれ操作性が異なります。
日本では Cubaseユーザーが多いですが、正直に言うと、あまり初心者向けのDAWとは言えません。
細かく設定を理解して深く作り込めるタイプの方には向いていると思いますが、「直感的な操作で、すぐにでも音を出したい!」という方にはあまりお勧めできません。
一方、Logicは比較的、直感的な操作が可能で、付属の音源ですぐにそれっぽい音が出せるため、初心者でも扱いやすいです(私も使っています)。
Studio OneもCubaseに似た操作感なので、あまり初心者向けではないかもしれません。
Ableton Liveは直感的ですが、個人的にはビートメイカーが使っているイメージがあります(最近だと原口沙輔さんとか)。

5.オーディオインターフェース
オーディオインターフェイスとは、楽器やマイクの電気信号(アナログ信号)をパソコンの中に取り入れるためにデジタル信号に変換するための機器です。通称AD/DA(audio to digital/digital to audio)コンバーターとも言われます。
また、パソコン内のデジタル信号をスピーカーにアナログ信号として送ることもできます。
オーディオインターフェイスはその中でアナログ信号(連続的な波の形の信号)をデジタル信号(離散的なドット絵のようなもの)に変換しています。その変換の精度が高ければ高いほど、元の音に対して音の劣化が少ないというわけです。

オーディオインターフェイスは様々なメーカーが出していますが、最近のものは、1万円台のものであっても、クオリティが低くて使い物にならないということはないので、好きなメーカーのものを選んでいただけたらと思います。
もちろん高価になればなるほど音の”密度”は高くなり、実際に、目の前で、その音を耳で聞いているのとあまり変わらない音質になってきますが、ぶっちゃけて言えば、ある程度の値段を超えるとその違いは素人耳には判別できません。なので、ご自身で気に入ったデザインやその他付属機能などで選ばれると良いと思います。
価格:16500円 |
Solid State Logic SSL2 MKII 2in2out USB オーディオインターフェイス ソリッドステートロジック 価格:38940円 |
6.MIDIキーボード
DAW上で音を打ち込む際に、マウスで一個ずつぽちぽちと打ち込んでいく方法もあるのですが、これはとても面倒です。
そこで、ピアノのような鍵盤を使ってMIDI信号という信号をパソコンに送ることによって、それが DAW上で打ち込んだことになるという魔法のような時短アイテムが、MIDIキーボード(鍵盤)です。
あるととても便利ですが、なくても構いません。
ピアノが弾ける人にとっては面倒な打ち込み作業が6割くらい短縮されるので、予算に余裕があれば是非とも持っておきたいところです。
筆者は Roland JUNO DSをMIDIキーボード代わりに使用しています(現在は後継機が出ているようです)。
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翌日配達 JUNO-D6 SYNTHESIZER シンセサイザー(オリジナルキャリングケースプレゼント) ローランド ※配送事項要ご確認 Roland (新品) 価格:109890円 |
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novation/Launchkey Mini 37 Mk4【在庫あり】【2606R2】 価格:20460円 |
7.ヘッドホン
ヘッドホンには密閉型と開放型の2種類があります。
密閉型ヘッドホンは低音が少しこもったような、音が近くで聞こえるような感じがあります。また音漏れもしにくいです。
一方、開放型ヘッドホンは音の抜けがよく、全体的に音像が広がって聞こえます。筆者は個人的にこちらが好きです。
どちらを選ぶかは聞く人の好みや住宅環境によって変わります。それぞれのカラーが出るところです。モニターヘッドホン選びは沼なのです(笑)
筆者はAKG K712PROという開放型のヘッドホンを使用しています。音の立体感が洋楽っぽくて気に入っています。
価格:49800円 |
あまり安すぎるもの(1万円以下のもの)を買っても満足できる音を再生はできないと思うので、ここは少し奮発することをお勧めします。
密閉型ヘッドホンだと下記のものがお勧めです(筆者は所有していませんが、視聴した際に、バランスが取れていて使いやすいなと感じました)。
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audio-technica ATH-M50x (ブラック) 密閉型オーバーイヤーヘッドホン オーディオテクニカ 【 イオンモール幕張新都心店 】 価格:24200円 |
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YAMAHA HPH-MT8 スタジオモニターヘッドホン ヤマハ HPHMT8 価格:29700円 |
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8.初心者向け予算
初心者がDTMをはじめるハードルが高い要因はこの予算問題にあると思います。これまでも見てきたように、音楽は沼れば、沼るほどお金がどんどん消えていきます(いくらあっても足りません(涙))
そこで、予算を決めましょう!今回はやりたいこと別に表にまとめてみました。
| 予算 | 内容 |
| 5万円 | 最低限(安いパソコンとDAWの無料版、安いイヤホン) |
| 10万円 | おすすめ(パソコン、DAW、インターフェイス、モニターヘッドホン) |
| 20万円 | 本格派(パソコン、DAW、オーディオインターフェイス、モニターヘッドホン、MIDI鍵盤) |
やはり、本格的に始めるとなると初期費用が20万円は超えてしまいますね…
第一にちゃんとした性能のパソコンが高すぎます!これは由々しき事態です。
なので、初めはスマートフォンなどでダウンロードできる無料のDAWを使って打ち込みの練習をしつつ、資金が貯まったら購入して環境を更新するのが良いと思います。
iPhoneの場合、Garage BandというDAWがダウンロードできるのでそれで試してみると良いかもしれません(筆者も高校生の頃はそうしていました)。
9.よくある質問
Q:Macじゃないとダメ?
A:いいえ、Macでなくとも大丈夫です。実際、筆者の周りにもWindowsユーザーがたくさんいます。その人たちはCubaseユーザーですが、もしもDAWでLogicを使用したい場合は、Macでなければ使えないので、その時はMacをご購入ください。
Q:Logicは初心者向け?
A:Logicは比較的初心者向けです。ただ、完全にDAWを操作するのが初めてという方は、どんなDAWであっても最初は難しく感じると思うので、少しずつ練習して慣れていきましょう!
Q:機材は中古でもいい?
A:機材は中古でも良いと思います。ただし機材には寿命(耐用年数)がありますので、新品よりも早く壊れてしまうという点には注意が必要です。また、中古の場合、部品の劣化による音質の劣化が稀にあるので、その点も購入の際に注意したいポイントです。
Q:スピーカーはいらない?
A:スピーカーはあったほうがいいとは思いますが、最初はモニターヘッドホンだけでも構わないと思います。また、賃貸住宅など、音を出せる環境に限りがある場合は、むしろその性能を発揮できない可能性があるため、まずはご自身の住宅環境、そしてご予算と相談してみることをお勧めします。
スピーカーは部屋にあるだけでとても音楽ライフが楽しくなるので、機会があればぜひ狙いたいところです。
10.まとめ
DTMは最初から高価な機材を揃える必要はありません。
最初は、パソコン・DAW・ヘッドホン(イヤホン)の3つがあれば十分です。
まずは無料で揃うものは無料で揃え、それに満足できなくなったら、少しずつ機材を追加しながら、自分の制作スタイルに合った環境を整えていきましょう!
おわりに
Kaguya Music Labでは、DTMや音楽制作に役立つ情報や筆者が制作の中で考えたことなどを発信しています。興味のある方は、他の記事もぜひご覧ください。
また、制作したオリジナル楽曲も公開していきますので、サウンド作りの参考として聴いていただけると嬉しいです。
